データベース・キャラクタ・セットによって、CHARおよびVARCHAR2文字データ型のエンコーディングが決定されます。TimesTenでアプリケーションとデータベース間で必要なキャラクタ・セット変換を実行できるように、送受信されるアプリケーション・データのエンコーディングを記述する場合は、接続キャラクタ・セットが使用されます。たとえば、これによって、Unicode以外のアプリケーションでUnicode(AL32UTF8)のデータベースと通信できます。
ConnectionCharacterSet一般接続属性で、接続のための文字コードを設定します。この文字コードには、データベース・キャラクタ・セットと異なるものを指定できます。接続では、接続を介して渡される情報(パラメータ、SQLの問合せテキスト、結果、エラー・メッセージなど)用に接続キャラクタ・セットが使用されます。アプリケーション環境に適合する接続キャラクタ・セットまたはデータソースのキャラクタ・セットを選択します。
接続キャラクタ・セットとデータベース・キャラクタ・セットが同じ場合は、変換が発生しないため、最高のパフォーマンスが実現されます。接続キャラクタ・セットとデータベース・キャラクタ・セットが異なる場合は、ODBCレイヤーでデータ変換が実行されます。ターゲットのキャラクタ・セットに変換できない文字は、置換文字に変換されます。
デフォルトの接続キャラクタ・セットはUS7ASCIIです。この設定は、直接接続およびクライアント接続の両方に適用されます。